背景
IoT技術の発展により加速しているスマートホームやスマートオフィス、スマートシティ構想を実現するため、共通基盤となるIoTプラットフォームとサービスの構築が急務。
IoTとは、Internet of Things(インターネット オブ シングス)の略で様々なモノがインターネットに接続することを指し、近年急速に普及が進んでいる。(注1)IoT技術の発展により、パソコンやスマートフォンなど、従来のインターネット接続端末に加え、家電や自動車、ビルや工場など、世界中の様々なものがネットワークにつながるようになる。日本政府においても、 日本が目指すべき産業の在り方として「Connected Industries(コネクティッド インダストリーズ)」の概念が示され、「質の高い生活ができる人間中心の社会」を目指すSociety5.0の実現を目指すなど、 IoTの活用に向けた取り組みは進んでいる状況である。
IoT技術の発展や日本政府の取り組みを踏まえ、大手通信会社においても、IoTを利用したスマートホームやスマートオフィス、スマートシティ構想の実現が加速している。そして、それらの構想を実現するための共通基盤であるIoTプラットフォームと、それらを利用したサービスの構築が急務となっている。
課題
様々なデバイスやサービス (クラウド) 間連携を容易化し、IoT開発のデファクトとなるIoTプラットフォームと、それを利用したサービスを早急に創出し、業界のデファクトを目指す必要がある。
IoTソリューションの市場規模は大きく拡大することが見込まれていることから、国内外のプラットフォーム事業者において、IoTプラットフォームの構築が活発となっている。したがって大手通信会社においても、群雄割拠するIoTプラットフォーム事業者の中で優位に立つべく、業界のデファクトを目指している。
そのためには、様々なデバイスやサービス (クラウド) 間連携を容易化し、IoT開発のデファクトとなるIoTプラットフォームを創出する必要がある。また、より素早くサービスを立ち上げることが急務となっているため、簡素なIaaSよりも高度機能を持つ上位レイヤの基盤を構築する必要がある。
取り組み
IoTプラットフォームおよびサービス構築に向け、戦略構想、ITアーキテクト、PJ管理業務支援を行う。
IoTプラットフォームおよびサービス構築に向け、 PM・PMO として下記支援を行う。
- 1.プロジェクト戦略構想の立案と推進などの「戦略支援」
- 2.プラットフォームおよびサービス開発の要件定義支援や、各開発案件の基本/詳細設計などの「ITアーキテクト支援」
- 3.ベンダコントロールや会議運営など、各開発案件の「PJ管理業務支援」
成果
業界のデファクトとなるIoTプラットフォームの構築により、スマートホームやスマートオフィス、スマートシティ構想を実現し日本におけるIoT活用を促進する。
IoTプラットフォームおよびサービス構築を行うことで、、スマートホームやスマートオフィス、スマートシティ構想を実現することが可能となる。また業界のデファクトとなることで、今後大きく成長するIoT業界で優位に立つことができ、大きな利益につながる。
それだけでなく、IoTプラットフォームおよびサービス構築のデファクトとなり、業界全体を取りまとめることで、日本におけるIoT活用を促進することができる。IoT活用がより促進されれば、「質の高い生活ができる人間中心の社会」を目指すSociety5.0の寄与にもつながる。