結論は、生成AIの社内利用ルールを禁止事項の一覧で終わらせず、6つの項目それぞれに担当と根拠と次の行動まで決めることです。6つとは用途・入力・出力確認・権限とログ・事故対応・教育と見直しで、今日は最初の1業務について確認依頼を関係部門へ出します。
対象読者
生成AIの社内利用ルールが、禁止事項を並べただけで止まっていて、次に何をすればよいか決まらないときに使います。読み終えると、最初の1業務について、6項目の確認依頼を関係部門へそのまま出せます。
- 共通規程を先に完成させようとして、現場が動けない
- 人が確認すると決めたのに、照合対象と停止条件が残っていない
- 未確認のまま許可と読み替え、根拠がそろう前に使い始める
結論|最初に作るのは共通規程ではなく「1業務の設計票」
今日やることは3つです。まず、試す業務を1つ選び、目的・入れるもの・出るもの・終わり方まで1文で書きます。次に、切り分け4問で、専門部門へ先に回すべき業務かどうかを見分けます。最後に、6項目をまとめて関係部門へ確認を依頼します。依頼票には、今回の対象か(適用範囲)、裏づけを取れたか(根拠状態)、いま出せる条件は何か(提案条件)を分けて書きます。
共通規程を先に完成させようとすると、現場は動けません。当社は、共通規程より先に1業務の設計票を作るほうが早いと考えます。ここでいうガバナンス(誰が、何を、どの証拠で、いつ見直すかを決めて記録する仕組み)は、この6項目の設計票へ落とし込みます。先に代表用途を1文にし、高リスクだけ専門部門へ回し、残った用途の確認依頼を出します。許可の記録は、関係部門の確認が戻ってからです。本記事でいう関係部門は、法務・情報セキュリティ・情報システム・規程管理者といった、確認依頼の宛先を指します。
依頼を出す前と、確認が戻ったあとでは、使う道具が変わります。依頼の前に使うのは、今日の3作業と、次章の切り分け4問です。確認が戻ったあとに使うのは、項目ごとの承認4結果と、用途全体の試行5状態です。
- 用途。何を始めるかを、目的・入力・出力・完了まで1文で決める。
- 入力。何を入れてよいかを、対象文書・データ分類(公開・社外秘・機密などの区分)・除外条件で決める。
- 出力確認。誰が何と照合してから使うかを決める。
- 権限・ログ。使える人と、記録の保存先・保存期間を決める。
- 事故対応。どこで止め、誰へ報告し、誰が再開するかを決める。
- 教育・見直し。いつ更新し、誰が版を管理するかを決める。
切り分け4問|試す前に専門確認へ渡すかを見分ける
まず、試す業務を1つだけ選んで1文で書きます。これを代表用途と呼びます。AIに入れてよいものも、仮に決めておきます。そのうえで、次の切り分け4問を確かめます。人の権利・安全・財産に大きく響くか。資格の要る判断が混じるか。AIが外部へ自動で送る、または実行するか。間違えたときに、説明して取り消す手立てが無いか。1つでも当てはまるなら、6項目の確認依頼より先に専門部門へ回します。取り返しがつかない用途を、自社だけで決めないためです。
代表用途は「誰が、何を入力し、AIが何を作り、誰の確認で完了するか」を1文で書きます。人事の例は「人事担当者が社内規程を入力し、AIが問い合わせ回答案を作り、規程管理者の確認で完了する」です。同じ型で、営業なら「営業担当者が公開カタログだけを入力し、AIが提案文案を作り、営業責任者の確認で完了する」と書けます。どちらも見本であり、入力範囲も仮置きします。
切り分け4問が当てはまらなくても、自動的に許可にはなりません。次は適用範囲・根拠状態・提案条件を別欄にし、確認依頼へ進みます。
- 用途 代表用途を1文にする 目的・入力・出力・完了を1文にまとめ、入力範囲を仮置きする。
- 4問 高リスクを先に見る 重大な影響があるか。専門判断を含むか。外部へ自動で送るか。誤ったとき説明・救済できないか。説明と救済の手立てが無い用途は、あとから取り返せないためです。
- 専門 当てはまるなら専門へ回す 1つでもYesになる、または判断できなければ、確認依頼より先に専門部門へ渡す。高リスクかどうかを自社の設計票では決められないためです。
- 3欄 当てはまらなければ3つの欄を分ける 適用範囲・根拠状態・提案条件を別欄にする。承認判断列は置かない。確認済みを許可と読まない。
検知項目:外部へ自動送信・通知・実行する
確認先:情報セキュリティ、法務・個人情報保護
提出証拠:代表用途の1文、入力範囲の案、送信先の一覧
回答期限:回付から5営業日以内
戻り先:業務責任者
依頼者:AI運用責任者
日付と部署名は見本です。切り分け4問のどれかがYesなら、確認依頼より先にこの6欄を埋めて回します。
切り分け4問のいずれかがYesなら、先に専門部門へ回します。許可の記録は、権限者が確認した後にだけ置きます。
入力・出力確認・権限・事故対応|使った後の責任を置く
AIに入れてよいものの確認と、出てきた結果の確認は、分けて決めます。結果は、何と照合してから使うかを決め、確認した人を記録します。使える人と、記録の保存先・保存期間も先に決めます。問題が起きたときに止める・報告する・再開する流れは、1本にまとめておきます。
出力確認は「人が見る」だけでは足りません。社内規程の要約なら原文との一致、数値なら元データとの一致、対外文面なら担当者の承認など、照合対象を先に決めます。確認できないまま外部へ送る経路は、開始条件から外します。
権限は利用者・管理者・承認者を分け、共有範囲とログの保存先を決めます。ログに個人データや機密が含まれる場合は、保存期間と閲覧権限も確認します。学習利用の可否は入力の項目、国外送信は入力と権限・ログ、契約上の保持期間は権限・ログで見ます。再開を認める人も、事故対応の承認者として先に置きます。
- 入力 入れてよい範囲を決める 対象文書とデータ分類、除外条件を設計票へ残す。
- 出力 人が照合してから使う 原文・元データ・確認基準と照合し、確認者を記録する。照合できなければ外部へ送らない。照合していない出力は、誤りがあっても社内で気づけないためです。
- 権限 使える人と記録場所を決める 権限表とログの保存先・保存期間を確認する。
- 事故時 止めて、残して、報告する 利用を止め、時刻・対象・影響を残して指定窓口へ報告し、再開は承認記録のあとにする。
責任部門、承認者、実施担当者、確認先を分けて記録します。事故対応の窓口は、自社の正式な名称を使います。
完成例|依頼前4分岐と入口9欄
確認依頼を出す前に、依頼前4分岐(進める・条件を直す・別手続きへ移す・止めて相談する)から1つ選びます。進めるのは、入口9欄がそろっているときです。条件を直すのは、確認先や期限がまだ埋まらないときです。別手続きへ移すのは、切り分け4問に当てはまり、専門部門の確認が先のときです。止めて相談するのは、代表用途か確認先が決められないときです。確認が戻ったあとの承認4結果と試行5状態は、最終章で示します。承認は、根拠がそろってから記録します。
依頼を出す前の分岐は、次の4つです。本記事ではこれを依頼前4分岐と呼びます。確認が戻ったあとの承認4結果(許可・条件付き・不許可・要エスカレーション)とは別物なので、ここでは使いません。要エスカレーションは、専門部門や権限者へ判断を上げる状態です。
- 進める(確認依頼へ進む):入口9欄がそろっている。承認判断は未記録のまま渡す
- 条件を直す:確認先・期限など9欄のどれかが未定で、埋められる。埋めてから依頼する
- 別手続きへ移す:切り分け4問のいずれかが疑わしい。確認依頼より先に専門部門へ回す
- 止めて相談する:代表用途または確認先が埋められないため、依頼しない
確認依頼の前に、次の9欄をそろえます。本記事ではこれを入口9欄と呼び、そのまま1枚の入口票になります。内訳は3種類です。適用範囲・根拠状態・期限・次回見直し日の4欄は、6項目で共通なので、表の直後にまとめてあります。提案条件・確認先・担当者の3欄は、項目ごとに違うので、下の表にあります。代表用途と戻り先の2欄は用途に1つずつで、代表用途は前章の1文を、戻り先は表の下の依頼文を使います。表にある「依頼と同時にやること」の列は、9欄には数えません。
- 代表用途:誰が何を入れ、AIが何を作り、誰の確認で終わるか(1文)
- 適用範囲:項目全体が対象か(適用対象/対象外)。使わない範囲は提案条件へ
- 根拠状態:裏づけを確認したか(依頼を出す時点は未確認)
- 提案条件:6項目ごとに、いま出す条件(下の表の提案条件の列)
- 確認先:6項目ごとに、誰へ確認するか(下の表の確認先と担当の列)
- 期限:いつまでに回答がほしいか(見本は5営業日以内)
- 担当者:6項目ごとに、確認や記録を行う人(下の表の確認先と担当の列)
- 次回見直し日:いつ見直すか(見本は試行開始後の初月末)
- 戻り先:回答を集約する人(見本は業務責任者)
| 項目 | 提案条件 | 確認先と担当 | 依頼と同時にやること |
|---|---|---|---|
| 用途 | 対象文書を確認したうえで、回答案に限定して提案する。 | 規程管理者(確認先)/業務責任者(担当) | 対象文書を確定してから依頼する。 |
| 入力 | 公開範囲の文書だけを対象とし、個人情報を除外する条件を提案する。 | 情報セキュリティ(確認先)/情報管理(担当) | 入力例を点検し、入力確認票を添える。 |
| 出力確認 | 原文照合と人の承認を必須条件として提案する。 | 業務責任者(確認先)/規程管理者(担当) | 利用前に原文と照合する。 |
| 権限・ログ | 権限表とログ保存先を確認して提案する。 | AI運用責任者(確認先)/情報システム(担当) | 開始3営業日前に設定を確認する。 |
| 事故対応 | 停止・報告・再開の条件を確認して提案する。 | 情報セキュリティ(確認先)/AI運用責任者(担当) | 開始3営業日前に連絡先を残す。 |
| 教育・見直し | 教育と見直し契機を確認して提案する。 | 法務・個人情報保護(確認先)/AI運用責任者(担当) | 教育内容と見直し契機を決める。 |
適用範囲:適用対象
根拠状態:未確認
期限:確認依頼から5営業日以内
次回見直し日:試行開始後の初月末、以後は毎月または規程変更時
承認判断:この段階では置かない
宛先:情報セキュリティ、情報システム、規程管理者
件名:社内規程の問い合わせ回答案/6項目の確認依頼
確認してほしいこと:対象文書、入力範囲、照合手順、権限と保存先、報告と停止、教育と見直し
期限:確認依頼から5営業日以内
戻り先:業務責任者
いまの判断:確認が戻るまで試行は始めない
確認先の回答が割れたときは、戻り先の業務責任者が集約する。切り分け4問に触れるなら専門部門へ回す。根拠がそろったとみなすのは、確認先の回答と、根拠状態が確認済みになった日付・確認者が残ったとき。日付と部署名は見本です。
表と依頼文は人事の見本1本です。同じ1文の型で営業文面や議事録要約を書くときは、提案条件・確認先・担当者だけを項目ごとに変え、共通する4欄は使い回します。ただし、この見本を埋めただけでは許可になりません。承認は権限者の確認後に記録します。
補足|原典対応表
NIST・デジタル庁・ICOの3つは、確認の抜けを探す補助線として使います。使ってよいかを決めるのは、自社の担当部門と、契約・規程です。デジタル庁の第2.0版は、行政機関が生成AIを調達・利活用するための資料です。同じ版のPDFの附則には、全体の施行日として2026年9月1日と、それに先立つ段階的な適用が定められています。2026年8月18日に確認した時点では、まだ施行前でした。NISTのAI RMF 1.0は更新中、ICOのガイダンスは見直し中と、それぞれの原典に書かれています。3つとも、2026年8月18日に確認した時点の公開内容なので、いま読んでいる時点では変わっていることがあります。導入するときは、原典を開き直します。
明日の確認依頼を出すだけなら、この章は飛ばして構いません。3資料の位置づけはそれぞれ違います。NISTは任意、デジタル庁は行政向け、ICOはデータ保護法域です。法的性格が違うため、合格点や順位にはしません。NISTが示すのは、AI RMF Core(Govern・Map・Measure・Manageの4機能で整理する枠組み)に沿う提案です。Playbookは、AI RMF 1.0の改訂後に更新される予定です。
| 項目 | NIST・ICO・デジタル庁の要点 | 本記事で決めること | 自社の確認事項と担当 |
|---|---|---|---|
| 用途 | ICOのデータ保護 | 代表用途を1文にする | 目的と完了状態 |
| 入力 | ICOのデータ最小化 | 入れてよい範囲を決める | データ分類と契約上の取扱い |
| 出力確認 | ICOの正確性 | 照合対象と人の確認 | 何と照合し、誰が使う前に見るか |
| 権限・ログ | NISTのGovern(統治)とICOのセキュリティ | 権限表と保存先 | 権限表とログの置き場所 |
| 事故対応 | NISTのManage(対応) | 報告・停止・再開の社内例 | 窓口・停止手段・再開の承認者 |
| 教育・見直し | NISTは更新中、ICOは見直し中、デジタル庁は段階適用 | 教育記録と版管理 | 担当と定期日 |
NIST AI RMF Playbookは、AI RMF Coreの4機能の各サブカテゴリーに沿う任意の提案アクションを示す実務資料です。チェックリストとして全体を順に実行するものではありません。法的基準や自社の許可判断を置き換えるものではなく、原典の節名・ページは末尾の参考資料で確認できます。
6項目は本記事の整理です。守る線は一つです。公開資料だけでは自社の許可範囲を確定せず、担当者と契約・規程を確認する。そのうえで自社の契約・規程・データ分類へ置き換え、関係部門の合意を設計票へ残します。本記事が読んだのは、この3資料だけです。日本の民間向けに出ている指針、たとえば総務省・経済産業省のAI事業者ガイドラインは範囲に入れていません。自社のルールでどう扱うかは、法務と情報セキュリティで確定します。
開始後|確認結果の次アクションと教育・見直し
確認が戻ったら、項目ごとに、承認4結果(許可・条件付き・不許可・要エスカレーション)のどれかを記録します。用途全体は、試行5状態(未集約/試行可/条件充足後に試行可/試行不可/要エスカレーション)に集約します。承認が1項目でも未記録なら、用途全体は未集約のままにし、試行可にも条件充足後に試行可にも置きません。教育記録と版管理の担当を決め、質問・事故・仕様変更・定期日を見直しのきっかけにします。用途全体が試行可になってから小さく試し、記録を次の用途へ渡します。
確認が戻ったら、まず項目ごとに承認4結果を記録し、そのあとで用途全体を試してよいかを決めます。承認が1項目でも未記録なら、用途全体は未集約のままにします。未記録の項目は、確認して問題が無かったのか、まだ誰も見ていないのかを区別できないからです。この状態で試すと、あとで不許可が出ても、止める根拠が記録に残りません。
- 項目別|許可。範囲・根拠・承認者・停止と再開を確認した。範囲を更新し、試行開始は用途全体が試行可になってからにする。
- 項目別|条件付き。条件と期限は承認済み。開始前条件の証拠を書いて用途全体を再集約する。項目単独では開始しない。
- 項目別|不許可。必須条件を確認後も満たさない。試行を止め、理由・再検討条件・代替案を記録する。
- 項目別|要エスカレーション。高リスク、禁止、重大な影響、または確認不能が残る。専門部門へ渡し、解除条件が確認されるまで開始しない。
- 未集約:不許可も要エスカレーションも無いが、項目別の承認が一つでも未記録。試行可にも条件充足後に試行可にも置かない
- 試行可:必須の各項目が許可または条件付きで、条件付きの開始前証拠がある。限定範囲で小さく試す
- 条件充足後に試行可:全項目が記録済みで、開始前条件がまだ足りない。証拠・確認者・確認日を書いて再集約する
- 試行不可:不許可があり、要エスカレーションは無い。試行を止め、再検討条件を残す
- 要エスカレーション:確認不能・高リスク・禁止が残る。専門部門へ戻し、解除まで開始しない
承認判断:条件付き
承認者:情報セキュリティ
開始前の条件:社内公開文書に限り、個人情報は除外
条件の充足:未充足(開始前)
条件の証拠:開始前に入力確認票を添付
確認者・確認日:未記録(開始前)
根拠状態:確認済み
入力の項目を例にした見本です。6項目それぞれに同じ欄を足します。
入口が足りなければ補足してから依頼し、条件が解消しなければ試行を止める。
この記事の6項目は、共通規程を補う業務別の記録です。これは編集上の目安であり、自社基準に置き換えてよい。項目の数と名前は自社の基準に合わせて増減してかまいません。自社の契約・規程・製品設定の承認結果は、関係部門の記録を正本にします。
- 代表用途を1つ選び、9欄をそろえて確認依頼を渡す
- 関係部門が各項目の根拠・証拠・次の行動を確認する
- 項目別の承認と、条件付きの開始前証拠を記録し、用途全体を集約する
- 用途全体が試行可になってから小さく試し、質問・事故・仕様変更で版を更新する
よくある質問
社内共通の規程と業務別の設計票は分ける必要がありますか?Q1
分ける方が更新しやすくなります。共通規程は変わりにくい原則、設計票は対象データ・確認者・停止条件など業務固有の判断を残します。
未確認の用途は、禁止扱いにすべきですか?Q2
未確認は根拠状態であり、禁止でも許可でもありません。確認先と期限を置き、承認判断は権限者の確認後に記録します。
人が確認すれば、どの業務でも生成AIを使えますか?Q3
いいえ。切り分け4問で専門確認が先かを分け、確認後も用途全体が試行可になるまで開始しません。重大な判断や外部送信は、AIの出力だけで完了させません。
ルールを更新したら旧版は捨ててよいですか?Q4
自社の保存・廃棄規程、法令、契約、データ分類に従い、必要な期間だけ変更履歴と承認記録を追跡できる形で保管します。
出典と調査方法
参考資料(最終確認日・参照範囲)
- NIST AI RMF Playbook — 取得日:2026年8月18日(JST)。参照範囲:PlaybookページのGovern/Map/Measure/Manageと、任意の提案アクションである旨の説明。法的許可基準ではなく、4機能の観点を設計票へ編集上対応付けるために使用
- デジタル庁:行政の進化と革新のための生成AIの調達・利活用に係るガイドライン第2.0版 — 取得日:2026年8月18日(JST)。参照範囲:ページの「1.概要」「2.資料」「3.変更履歴」と、第2.0版の公開日・改定説明。日本政府・各府省庁向け資料であり、自社の許可基準の代替にはしない
- デジタル庁:ガイドライン第2.0版PDF(附則部分を参照) — 取得日:2026年8月18日(JST)。参照範囲:p.5「2.2 対象範囲」、p.6「2.2.2 本ガイドラインが対象とする生成AI」、附則の施行日・段階適用。本文の許可判断や自社規程の代替には使わない
- ICO:Guidance on AI and data protection — 取得日:2026年8月18日(JST)。参照範囲:「What is a risk-based approach to AI?」「accountability and governance」「accuracy」「Article 22」「security and data minimisation」「individual rights」。英国のデータ保護法域の資料であり、日本企業への法的助言ではない
最終確認日:2026年8月18日(JST)。各資料の取得日は上の参考資料欄に記載しています。公開資料は自社の法務・契約・データ分類・業務リスクの判断を代替しません。デジタル庁第2.0版は2026年6月12日に公開された版です。同版のPDF附則には、全体施行日として2026年9月1日と、それに先立つ段階的な適用が記載されています。本記事が確認した2026年8月18日時点では施行前です。導入時点の原典と自社の契約・規程が正本です。NIST AI RMF 1.0は更新作業中で、Playbookも改訂後に更新される予定です。ICOのAI・データ保護ガイダンスはData (Use and Access) Actの動向を受けて見直し中です。
PoCを「技術実験」で終わらせず、経営判断まで設計する。
対象業務の選定、現状値の計測、評価設計、ガバナンス、本番移行判定を一つの意思決定プロセスとして整理します。
